ラーメンバナナの怪
不味そう・・・ではなく、クライアント様から聞かれた情報で、
ラーメンの後にバナナ
焼肉の後にブラックコーヒー
パスタの後に100%りんごジュース
を摂ると太らないってテレビでやってたらしいというのです。
ラーメンが大好きな(焼肉もパスタも好きですが)私としてはセンセーショナルな話題。
早速どういう新しい理論が繰り広げられてるのかチェックしました。
曰く、「バナナに含まれるカリウムが・・・」
嗚呼無念・・・。そういうことか。
要は一般的に塩分が多いラーメンを食べることでナトリウム過多状態になり、水分を引き込みやすく(=浮腫む)なる。
我々減量がある競技者が塩分をカットするのはそういう理由があるからです。
ざっくり言うと、カリウムをナトリウムに拮抗させ、水分を排出する(ため込まないようにする)・・・。というのが「ラーメン食べてもバナナを食べれば太らない」という理由です。
要は、ラーメン後に太るのは浮腫み、じゃあ浮腫ませないよっていう話なんですが・・・。
・・・ラーメンは糖質と脂肪も・・・まぁまぁ多いと思うんですよね・・・。
嘘だ!テレビで言ってるんだから本当だ!っていう方、信じて毎日ラーメンとバナナ食べてみましょう・・・。
あと2つも問題となる成分(焼肉=脂肪、パスタ=糖質)それぞれに吸収を抑えたり代謝を上げたりするというもの。
まぁ、ラーメン+バナナが私的には一番がっかりしました。
何か新しい理論を知ることができるのかとワクワクしたのですが。
ラーメン屋の前でバナナ屋台(謎)やれば儲かりますねと盛り上がったのですが、お蔵入りです(笑)。
ちなみに、塩分たくさん摂ると水分を引き込むのでインピーダンスに基づく体脂肪計では低く出る(筋肉は脂肪より水分が多いので)ことが多いです。
ですので、ダイエットで体脂肪率勝負をする場合(体重だとダメです)、測定前日に塩分と水分(もっと言うとクレアチン等)を摂取すると水分を多く含み、体脂肪低めに出ますので有利です。
余談ですが・・・試合後に3日で15キロ太ったことがあるのですが、尋常じゃないくらい浮腫んでいて、体脂肪率測ったら7%くらいで驚きました。
逆に試合直前で水抜きしてる時は体脂肪率15%とかになってこれも驚きました。
脱線しましたが、そんなにうまい話は・・・という話でした!